福島に移住して、3年が経ちました。
埼玉で生まれ育ち、仕事も住まいもずっと首都圏。
家族や友人が近くにいる環境が当たり前でした。
そんな私にとって、福島への移住は人生最大の決断でした。
仕事を手放し、知り合いもいない土地へ行く。
楽しみよりも、不安のほうが大きかったことを覚えています。
けれど、思いがけない出会いに恵まれました。
人とのご縁が少しずつつながり、今では寂しさを感じることなく、穏やかに暮らしています。
如春荘でヨガのクラスができているのも、
そのご縁の延長にあります。
「あのまま東京にいたら、どうなっていただろう」と思うこともあります。
けれど、想像の中の自分よりも、今ここにいる自分に目を向けたいと思うのです。
アシュタンガヨガの教えに「ニヤマ」があります。
その中のひとつが「サントーシャ(知足)」。
今あるものに満足すること。
すでに満たされていることに気づき、感謝すること。
「あれがない、これがない」と数えるよりも、
「あれもある、これもある」と見つけていく。
環境が変わったからこそ、
私はこの教えの意味を、少しずつ実感しています。