昨日の朝のこと。
キッチンで夫のお弁当を作りながら何気なくつけていたテレビから、菊人形の職人さんのインタビューが流れてきました。
思わず手を止めて耳を傾けました。
「伝統」と「伝承」は意味が違う。
伝承は、変えてはいけないものをそのまま受け渡していくこと。
伝統は、守るべき核を守りながら、時代に合わせて変化していくこと。
その言葉が、すっと胸に入りました。
私はこれまで、シャラート先生やタリック先生、そして多くの先生方からアシュタンガヨガの教えを受けてきました。
その中で、
絶対に揺るがせてはいけないものが何か。
何が本質なのか。
それは理解しているつもりです。
呼吸。
順番。
積み重ね。
そして、練習を通して自分自身と向き合う姿勢。
これらは変えてはいけないもの。
けれど、練習する人は一人ひとり違います。
年齢も、体の状態も、置かれている環境も、心の在り方も。
時代もまた、常に移り変わっていきます。
だからこそ。
守るべきものは大切に守りながら、
その人にとって今必要な形で、練習の場を整えていく。
それが私にできることなのだと思いました。
これからもきっと、何度も変化は訪れるでしょう。
そのたびに立ち止まり、
本質を見失わず、
一人ひとりの個性を尊重しながら、静かに続けていきたいと思います。
では、また。